まいにちハワイ語[24]

Aloha mai kākou!!!

Pehea ʻoukou?

Maikaʻi au!

 

今日のテーマは【動詞+修飾語】ですわ!

まずは例文を見てみましょう!

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①Holo ʻo ia. 
「彼/彼女は走る」

②Holo ʻāwīwī ʻo ia.

「彼/彼女は速く走る」

Ke holo ʻāwīwī nei ʻo ia. 
「彼は速く走っている」

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新出単語は2つ。

holo「走る」

ʻāwīwī 「速い」

 

①と②を見比べると、

「速く走る」の表現は、

まず動詞が来て、そのすぐ後ろに動詞を説明する語(=修飾語)が置かれていますわね!

さらに、③をご覧くださいまし!

これまで習ってきた「動詞に時制やアスペクトを付加するパーツ」があるときも、

【動詞+修飾語】のペアは仲良し!

間に別の要素が割って入ることはありませんの!

 

過去の出来事を表すときの【ua】を用いた例文をご紹介いたしますわ!

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Ua hana maikaʻi lākou. 
「彼らはよく働いた」

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「働く」hana と、「良い」maikaʻi はやっぱり一緒になっていますわね!

 

【動詞+修飾語】において、

【修飾語】にあたる語は状態動詞が担いますわよ!

 

<状態動詞とその修飾>

ʻāwīwī 「速い」→→→「速く」

maikaʻi 「良い」→→→「よく」

ʻē         「異なる」→→「既に」

hou      「新しい」→→「新しく / もう一度」

loa       「長い」→→→「長く / とても(+状態動詞)」

nui       「多い、大きい」

        →「たくさん、大きく / とても(+状態動詞以外)」

ʻēやhou、loaやnuiのように、修飾語になったときに別の意味を表す場合がありますわよ!

 

最後に!

以前の回で【ʻano】という語を学びましたわ!

動詞の前に置かれて、「多少、やや、少し、ある程度は」という役割でしたわね!

ʻanoも修飾語ですけれど、動詞の前に置かれるという点で、先に紹介したものとは異なっていますわね。

ここで注意!

ʻanoは状態動詞ではありません!

状態動詞ではない修飾語には以下のようなものがありますわ! 

wale「ただ、ひたすら」

pū「一緒に」

koke「すぐに」

これらは動詞の後ろですわ!

動詞の前につくʻanoはかなり特殊な例だと思ってくださいまし!

 

 

今日はここまで!

明日も頑張りましょう!

【参考文献】

塩谷亨(1999,2011)『ハワイ語文法の基礎』大学書林:東京