時々ちょこッとロシア語を学ぶ隣のタラスさん
第2講 基礎篇① 名詞の性と数
【うっかり間違え複数形シリーズ】
словарь — словари́
(!) тетрадь — тетра́диから勝手に類推するな!
здание — зда́ния
なぜか単数前置格のзданииを選ぶ人がいる。
рука — ру́ки
урок — уро́ки
勢い余って後ろにアクセントを置きたがる。
врач — врачи́
*ВРАЧЬЯ を創造した人がいる。凄い。
знамя — знамёна
(!) имя — имена́から類推するのは良いセンスをしているが、センスだけでは乗り越えられない壁がある。
яйцо́ — я́йца
(!) окно́ — о́кнаと同じ交替をしている。
час — часы́
(!) часы「時計」として覚えた為に、複数形をчасыにすることを心理的に避けてしまう模様。誤答でよく見るのはчасаだが、このчаса自体も曲者。なぜなら、個数詞と併用するときはдва часа́となり、これの印象が強いが、個数詞とは関係なく用いるчасの単数生格はча́са(ча́су)でありアクセント位置が違う。
цвето́к — цветы́「花」(sg.生: цветка́)
цвет — цвета́「色」(sg.生: цве́та)
……見慣れておきましょう……