まいにちハワイ語‼️

7日目 人間ばっかりズルい!

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Haʻalele nā mākua kāne. 父親は去る。

Ulu nā kaikamāhine. 娘たちは育つ。

Pāʻani nā keikikāne a me nā mākua kāne.

                息子たちと父親たちは遊ぶ。

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6日目では「ka  ke  nā」の3つのパーツ(冠詞)を習いましたわーーー!

たとえば、

keiki「子ども」は、

ke keiki「子ども(単数)」

nā keiki「子ども(複数)」

このようになりますわね!

 

ハワイ語の名詞は、複数あるからといって、

必ず英語の-(e)sみたいなパーツがくっつくわけではありませんことよ!

keiki「子ども」やhipopokamu「カバ」のように、

単数だろうと複数だろうと、

カタチは変わりません!

 

まぁなんて分かりやすいんでしょう!

英語の作文で苦労されてきたアナタ!

うっかりミスで複数形にし忘れちゃったなんてことはハワイ語ではありませんことよ!

最高ですわ〜〜〜!

 

と、まぁ……、

そんな都合の良い話ではないんですの……

 

名詞の中には、

【単数と複数で別々の形をもつもの】

がありますわーーー!

まずはコチラをご覧ください!

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単数 --- 複数

kanaka --- kānaka → 人

wahine --- wāhine →女、妻

makua --- mākua → 親

makuahine --- mākuahine → 母親

makua kāne --- mākua kāne → 父親

kaikamahine --- kaikamāhine → 娘、少女

ʻelemakule --- ʻelemākule → 年配の男性

kupuna --- kūpuna → 祖父又は祖母、先祖

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単数と複数(左右)を見比べると、複数形の方は音が長くなっている箇所がありますわね!

ささいな変化ですが、見逃せませんわ!

上に挙げた単語が全てではありませんけれど、

主に人間を表す名詞に多いですわーーー!

【課題】などで単複の区別がある名詞を扱うときは、「makua 親 (複mākua)」と評価しますから、

ご安心くださいましーーー!!!

(※何も記載がなければ同じ形のままですわよ)

 

今日のメインテーマは上記のような「単複の区別がある名詞」でしたわ!

あとは補足事項!

うっかり見逃してしまわれないように!

お願いいたしますわ〜〜〜!

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Pāʻani nā keikikāne a me nā mākua kāne.

                息子たちと父親たちは遊ぶ。

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この文の中に初登場の表現がありますわ!

それは……、

「a me」ですわーーー!

【A a me B 】というカタチで、

「AとB」となりますの!

a meが分かれば上の文は余裕ですわね!

(※a meの前の名詞はもちろん、後ろの名詞も、

それぞれ冠詞が必要ですわ、お気をつけて!)

 

♪───O(≧∇≦)O────♪

今日はここまで!

おつハワイ!

ლლლლლლლლლლლლლლლლლლლ

【課題】

和文布訳

※( )のヒントを参照せよ。

 

父親たちは去る。

(父親makua kāneを複数形にする)

(去るhaʻalele)

 

娘たちは育つ。

(娘kaikamahine)

(育つulu)

 

息子たちと父親たちは遊ぶ。

(息子keikikāneは単複同形である)

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【参考文献】

塩谷亨(1999,2011)『ハワイ語文法の基礎』

 大学書林: 東京